8月・オフィスの分煙


 部屋に入るとたばこの煙で真っ白という喫煙者が多いオフィスを見たことはありませんか。 非喫煙者はこのようなオフィスでは働きたくないでしょう。
 最近、嫌煙権という言葉をよく聞くようになりました。たばこの煙は、喫煙者が吸い込む「主流煙」・喫煙者の吐き出す「呼出煙」・たばこの火のついた先から立ち上がる「副流煙」という3つの煙に分けられます。たばこを吸わなくても、周囲の人のたばこの副流煙や呼出煙を吸うことによって、気づかないうちに吸っているのと同じような影響を受けてしまいます。これを「受動喫煙(間接喫煙)」といいますが、非喫煙者が「受動喫煙をしない権利」を「嫌煙権」というようになりました。
 たばこが燃えて出る「煙」には、4000種類以上のもの化学物質が含まれ、この中で発がん性が確認されている物質だけでも200種類以上あります。たばこの「煙」は粒子相と気相からなっていて、粒子相全体をタールといい、肺の中で固まってヤニ状のものになってがんを発生させるます。気相は、血液中のヘモグロビンと結びついて血液中の酸素の量を少なくします。その他にも一酸化炭素や窒素化合物、アンモニア、アセトアルデヒド等の 有害物質が含まれています。
 非喫煙者がこのように大変な害のあるたばこの煙を嫌うのも当然です。厚生省の「公共の場所における分煙のあり方検討会報告書」や労働省の「職場における喫煙対策のためのガイドライン」等でも、たばこ煙による健康影響や不快感を低減するために、分煙機器あるいは喫煙対策機器といわれる空気清浄機能を持った機器の積極的な活用が望まれています。
 空気清浄機には様々なタイプがあり、お使いのエアコンにドッキングするタイプや、壁掛けタイプ、分煙テーブルなどがあります。設置場所の条件によって、空気清浄機の性能は大きく影響を受けますから、環境条件に適した機種を選定しなければならないということには注意して下さい。
 喫煙者と非喫煙者それぞれのためにオフィスの分煙を考えてみてはいかがでしょうか。





 オフィスのなかで喫煙者と非喫煙者の
 それぞれのために分煙を考えましょう。
 空気清浄機にはいろいろなタイプがありますが、設置条件に
 よって発揮される性能が異なることも注意しましょう。

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6月 梅雨時に注意すべき事

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